みこころの点字会は、1949年(昭和24年)10月創立、1999年には50周年を迎えました。2007年で会員(点訳者)は25名で、完成する点訳書は約250册です。文庫の蔵書数は8300册余りに達し、宗教書、文藝書、児童書、英語問題集など多岐にわたっております。読者への年間貸出し数は、2000册余りです。
年3回、3月、7月、11月に新点訳書を紹介する「文庫ニュース」を発行して、読者及び関係者にお送りしております。図書の貸出しは郵送で行い、無料です。御希望の方は、みこころの点字会文庫までお問い合わせ下さい。

 
 

みこころの点字会文庫

〒665-0003 宝塚市湯本町4-33
カトリック大阪大司教区
信仰教育センター点字部
TEL/FAX 0797-84-6420

 
2011.12.30 更新
点訳書
(2011.7〜2011.10分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
希望はここにある 晴佐久 昌英 5 教友社 2004年の復活節第2主日から、2005年復活の主日までの説教を日付順に記した46編の救いの話。信仰の喜びが心に伝わってくる。(杉浦敏子:点訳)
この杯が飲めますか? ヘンリ・M・ナウエン著
広戸直江 訳
1 聖公会出版 イエスはヨハネとヤコブに問いかけた。この杯が飲めるのか?と(マタイ2の22)。 これをテーマに、著者は杯を手に取り、飲むことについて思索をめぐらせる。(丸谷路子:点訳)
路上からの復活 木崎さと子 3 女子パウロ会 住む家のない貧しい人、苦しんでいる人に共感し、即座に助け、行動を起こし、時にはヴァチカンにももの申す。フランスで長年人気ナンバーワンだったカトリック司祭、アベ・ピエールの生涯。(木暮紀子:点訳)
ある小さなスズメの記録 クレア・キップス 著
梨木香歩 訳
2 文藝春秋 第二次大戦下のロンドン。ピアニストの老婦人のスズメが不自由な体を物ともせず、生を謳歌し、歌い、知性と茶目っ気を発揮する姿は実に愛らしい。(丸谷路子:点訳)
f植物園の巣穴 梨木香歩 3 朝日新聞出版 植物園の園丁は大木の巣穴に落ちた。そこは現在と過去が交錯する所だ。彼は不思議なもの達と出会い、過去の記憶の中の真実を知らされる。異界での二日間の物語。(楠 喜美子:点訳)
エリザベス ゴールデンエイジ ターシャ・アレグザンダー 著
野口百合子 訳
5 ソフトバンククリエイティブ 敵対するイングランドの女王メアリーを死刑にしたエリザベスだが、心に安泰は訪れない。女王なるが故に越えなければならない様々な試練に耐え、彼女は真の女王として君臨する。(宇多小路栄美子:点訳)
おはようパーソナリティ 道上洋三のないしょ話 道上洋三 2 朝日新聞出版 ラジオでおなじみ、道上さんが綴った番組でのリスナー達とのこぼれ話や、取材先やスタジオで会った人たちとのやりとりなど、気になる内緒話。(芋生かよ子:点訳)
源氏物語の男君たち 瀬戸内 寂聴 2 日本放送出版協会 先年源氏ブームを起こした著者が「自己本位の愛」に生きる男君達の姿を現代の男性に重ね合わせて描く。(嶋田敏子:点訳)
ゴチソウ山 山田 健   3 角川春樹事務所 崖崩れ災害の被災者達が、政治家を巻き込み、豊かで美しい里山の再生、町おこしに大奮闘。金は?行政は?数々の難問にカを合わせて挑戦する人々の物語。(芋生かよ子:点訳)
転がる猫に苔は生えない ブルース・E・カプラン著
鈴木彩織 訳
1 ソニー・マガジンズ アメリカの50匹の猫たちに「あなたの人生を変えた出来事は」と問う。彼らの個性溢れる告白を言葉巧みに表現し、洒落た読み物となって楽しめる。(石川英子:点訳)
三人の二代目(上) 堺屋太一 6 講談社 偉大な先代の跡を継いだ上杉景勝、毛利輝元、宇喜田秀家の栄光と挫折。信長台頭の中、三家の物語が同時進行する。やがて本能寺の変へ。(丸谷路子:点訳)
三人の二代目(下) 堺屋太一 7 講談社 秀吉の時代には五大老に上ったが、関ケ原では揃って負け組となってしまった。戦国大名半数以上が消え去っても、生き残った彼らの生き方に焦点を合わせた戦国大作。(丸谷路子:点訳)
先生のあさがお 南木桂士 2 文藝春秋 他者の死に深く関わる医業で、疲れ切った身が人や猫や、自然に救われて生き延びた今。妻と平凡な日常を静謐な筆致で描く表題作他、信州の自然を背景に記す最新作。(小野千賀子:点訳)
そうはいかない 佐野洋子 2 小学館 絵本作家、佐野洋子が独特の文体で描いた物語エッセイ集。自分の身近にいる変人、奇人たち、見栄っ張りな友達、浮気する夫と妻、嫁姑などにスポットライトが当たる。(岡村 薫:点訳)
100年前の女の子 船曳由美 5 講談社 かつての日本のどこにでもあった昔懐かしい村に貧しくも命高らかに生きた少女の物語。神を畏れ、敬う心に満ちていた時代の豊かな四季の暮らしを記している。(嶋田敏子:点訳)
役に立たない日々 佐野洋子 3 朝日新聞出版 人生の秋から冬を向かえた女性の達観ぶりが見事。この先もう長くないと思うと、天衣無縫に生きたい、思ってはならないことを思いたいと。人生の名言がごろごろ転がっているエッセィ。(小野千賀子):点訳)
ラジオが好き! 村上信夫 1 海竜社 NHKアナウンサーの著者が音声を頼りに、聞き手と協力しあい元気になったり癒されたり。ラジオの不思議なカと魅力をいい話に乗せて。(木暮紀子:点訳)
英語落語で世界を笑わす! 立川志の輔 大島希巳江 3 研究社 落語の笑い、特に落ちを英語でどのように笑ってもらうか、その難しさと面白さを二人の対談と「お菊の皿」「時そば」「つぼざん」「ごんすけ魚」などの英語落語から。CD付き。(小幡浩子:点訳)
点訳書
(2011.3〜2011.6分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
いい言葉は、いい人生をつくる 斎藤茂太 3 成美堂 若い頃は目標を目指して励む。あの時、ああすれば良かったという思いがつのったり・・・。そのような時にさまざまな事態に処するヒントに満ちている。(竹内 勲:点訳)
いまも、君を想う 川本三郎 2 新潮社 充実した夫婦生活を送っていた二人が思いもよらず、妻が癌で先立ってしまった。結婚して35年。こんなことならとの作者の切々とした思いに静かに触れて胸を打たれる書。(竹内 勲:点訳)
老いの才覚 曽野綾子 2 KKベストセラーズ 近頃は年を重ねても自立しない老人が多いというのが大問題だ。回りや社会や若者に甘えているわがまま老人が自立するには早くから覚悟をし、才覚を持つこと。その七つの力とは?(丸谷路子:点訳)
お腹召しませ 浅田次郎 3 中央公論社 武士の本義が薄れた幕末、明治維新を舞台として、著者自身が祖父から聞いた話などを元に描いた6編の短編集。翻弄された武士の姿が浮かび上がり、とても面白い。(杉浦敏子:点訳)
楽譜を抱いて ロミ・山田 2 角川学芸出版 1956年、音楽留学生としてアメリカに渡りミュージカルの世界で活躍した著者の喜び、悲しみ、苦しみを音楽に託して生きてきた半生を記す。(小野千賀子:点訳)
神様のカルテ(2) 夏川草介 5 小学館 一作目に続き、ユーモア溢れる筆致で舞台は病院内で起こる感動の人間ドラマ。暗くなく、空や花や信州の山々、星など美しい自然の描写が胸を打ち、話は進む。(杉浦敏子:点訳)
教皇訪日物語 水浦征男 3 聖母の騎士社 30年前、前教皇ヨハネ・パウロ2世が来日し、東京、広島、長崎を訪問された。当時広報委員として関わった神父の思い出と、「大ヴァチカン展」の記録。(丸谷路子:点訳)
座布団一枚!桂 歌丸のわが落語人生 桂 歌丸 2 小学館 落語家人生60年。円熟の名人が語る意外な過去と、精進を重ねた芸の奥深さ。「笑点」の知られざる裏話も披露されている。(芋生かよ子:点訳)
幸せのありか 渡辺和子   3 PHP研究所 幸せは皆が求めているが、探して見つかるものではなく、自分自身の心が決めるもの。苦しい時も、病の時でもそこに意味を見いだして行けば、自分だけでなく回りも幸せに出来る。(宇多小路栄美子:点訳)
ジパング島発見記 山本兼一 4 集英社 16世紀日本にやって来た宣教師、商人達の代表的な七人の目を通して、自分達の文化とは恐ろしく異なった奇妙にさえ見える国について書かれた連作短編集である。(永松悠子:点訳)
新参者 東野圭吾 5 講談社 刑事、加賀恭一郎は人が見向きもしないような些細なことにこだわり、手を抜かない捜査で真相を突き止める。犯人を追うだけでなく、関係ある人たちの心にも寄り添う人情味溢れる刑事に惹かれる。(藤田裕子:点訳)
月島慕情 浅田次郎 4 文藝春秋 恋する男に身請けされることが決まった吉原の女が真実を知り、選んだ道は? 市政に生きる人々の優しさや、挟持を描いた短編集。創作秘話を語った解説も興味深い。(宇多小路栄美子:点訳)
どんぐり姉妹 よしもとばなな 2 新潮社 両親を事故で亡くし、辛い少女時代から学んだ大切なこと。手を取り合って生きてきた二人が始めたネットの海の小さな居場所。メールは祈りを乗せて。ネットが癒す物語。(芋生かよ子:点訳)
花散らしの雨 高田 郁 4 角川春樹事務所 「つる屋」は焼け落ちた店を新しく建て直し、みをは自分に似た境遇を持つふきという少女を下足番として雇う。だが、そのころからみをの創作した料理が「つる屋」より先にライバル店で供される。(畑中了子:点訳)
僕はいかにして指揮者になったのか 佐渡 裕 3 新潮社 「大人になったらベルリンフィルの指揮者になる」という夢を、ついに現実のものとしたマエストロ佐渡の若き日の軌跡。自称「音楽界の雑草」のとにかく面白く、陽気な自伝。(丸谷路子:点訳)
マルガリータ 村木 嵐 5 文藝春秋 ローマヘ派遣された少年使節のうち、教えを捨てキリシダンから憎まれて、苦難のうちに一生を終えた千々石ミゲルの帰国後の日々を描く。心の中に常に信仰と仲間への信頼を持ち続けた彼の真実を妻となったたまの目を通して読者は知る。(楠 喜美子:点訳)
吉原十二月 松井今朝子 5 幻冬舎 妓楼を二分する容貌も気性もまるきり違う二人の花魁。果たしておなごの果報に恵まれたのか、それとも哀れな最期を遂げたのか。二人の女の人生を活写した絢爛たる吉原絵巻。(丸谷路子:点訳)
My Humorous World ブライアン・W・ポール 2 日本放送出版協会 日本に住みながら半年は海外を旅している著者のユーモア、ウイット、ペーソスに溢れた旅でのハプニングの数々。自然な英語が辞書なしで楽しめる。注付き。(小幡浩子:点訳)
点訳書
(2010.11〜2011.2分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
愛ある生き方 ヨゼフ・ピタウ 2 海竜社 大司教である著者は、イタリアで生まれ来日し大学で教え、その後バチカンに行き数々の要職を果たして、再び日本に戻った。来し方を書き下ろしたもの(木暮紀子:点訳)
いちばん大事にすべきことは何か ホセ・ヨンパルト 3 新教出版社 長年、上智大学で教えたスペイン人司祭が、私たちが「大事にすべきこと」について、時に法律の話を挟みながら分かりやすく語っている。(丸谷路子:点訳)
急がない 葉 祥明 1 日本標準 「生命」「平和」など、人間の心を含めた地球上のあらゆる問題をテーマに活動している著者が、大切なことは「ゆっくり急がない」とのメッセージを送る、絵本作家による短い詩集である。(杉浦敏子:点訳)
かあちゃん 重松 清 8 講談社 夫の運転する車に同乗して、事故で共に死んだ上司の遺族に償い続けてきた母親を始め、連鎖する八つの物語に登場する様々なかあちゃん達。中学生のいじめを軸に著者が始めて描く母親小説。(竹内 勲:点訳)
影法師 百田尚樹 5 講談社 舞台は江戸時代、北陸の小藩。刎頸の契りを交わした二人の少年。一人は異例の出世を果たし、一人は貧困のうちにひっそりと死んだ。20余年を経てその真相が明かされる。(丸谷路子:点訳)
きりきり舞い 諸田玲子 3 光文社 十返舎一九の娘、小町娘と褒めそやされてきた舞と、葛飾北斎の娘お栄とが繰り広げる痛快なお話し。著者の話の運びは息もつかせぬほどの面白さ。思わず吹き出す場面も!!(杉浦敏子:点訳)
源氏物語の女君たち 瀬戸内寂聴 2 日本放送出版協会 世界で最古の恋愛小説のストーリーを追いながら、魅力溢れ、個性豊かなヒロイン達を細かく紹介し、源氏との関わりを興味深く描写している。『源氏物語』の格好の入門書として大変面白い。(嶋田敏子:点訳)
最後の冒険家 石川直樹 3 集英社 2008年に北太平洋上空で行方不明になった神田道夫のことを、冒険家で一緒に気球に乗ったことのある著者が思い出を熱く語る。何だか空高く飛んでいる気分に・・・(杉浦敏子:点訳)
昭和天皇のお食事 渡辺 誠   3 文藝春秋 1970年より26年間、宮内庁勤務の中で、一番印象深い昭和天皇のもとでの食を通じての記録と思い出を綴る。両陛下のお人柄が垣間見えてくる。(杉浦敏子:点訳)
新装版 プラタナスの木陰で 鮫島有美子 4 時事通信出版局 ソプラノ歌手、鮫島有美子は演奏者が音楽を通して他の人たちに、また後々まで伝えていけることは、愛、夢、希望であるという。その思いを持って彼女は「音楽をする」。(小野千賀子:点訳)
つばさよ つばさ 浅田次郎 3 小学館 子供の頃に始まった「小さな旅」は年を重ねて規模を広げ、1年の3分の1は旅の空にあるという浅田氏。カジノに通い、ペキンダックを賞味し、函館の夜景に感動。数々の笑える話や失敗談など、彼ならではの旅にまつわるエッセイ集。(岡村 薫:点訳)
八朔の雪 高田 郁 4 角川春樹事務所 江戸は神田に上方料理を出す「つる家」。調理場をあずかる澪は大阪で二親を亡くしている。上方と江戸の味の違いに悩みながらも、回りの人たちに支えられ澪の腕は上がっていく。(畑中了子:点訳)
母(オモニ) 姜 尚中 4 集英社 太平洋戦争当時、韓国から日本に渡った著者の両親は、並々ならぬ苦労をして家族を支え続けた。苦しいとき、悲しいとき、いつも「何とかなるばい」と!力強い母の愛、優しさ、悲しみが胸に迫る、今話題の自伝的小説。(杉浦敏子:点訳)
持たない贅沢 山崎武也 3 三笠書房 あれもこれも手に入れたいと思う気持ちは皆にあるが、それを欲張れば欲張るほど自分も人生も見失う。必要なものだけ持ち、身も心も自由である事こそが最高の贅沢なのである。(宇多小路栄美子:点訳)
ヨシュア ジョーゼフ・F・ガーゾーン著
山崎高司 訳
5 春秋社 アメリカの小さな町に、どこからともなく移って来た一流の腕を持つ大工のヨシュア。宗派を超えた彼の愛と、奇跡的な行いに宗教指導者達の猜疑心は募る。(石川英子:点訳)
わが心のクリスマス パール・バック著
磯村愛子 訳
2 女子パウロ会 8編からなる短編集。著者が見聞した中国でのクリスマスや、戦争の犠牲となった子供を養子にするなどの経験から世界を結ぶ愛の力や絆を謳う。(芋生かよ子:点訳)
音読王 井上一馬 編著 3 小学館 音読を通して心に刻む英語の名文の数々。有名なスピーチ、名作の書き出しや、感動的な場面、歌の言葉や詩などほとんどが良く知られているもので、楽しみながら文を味わう。和訳、CD付き。コピーも可能。(小幡浩子:点訳)
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