点訳書
(2010.7〜2010.10分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
テレーズを愛した人々 伊従信子 2 女子パウロ会 よく知られている聖人の一人で、9年間観想修道会で過ごし、若くして亡くなるが、彼女と魂の奥深くで響きあった11人の愛の道を記す。(杉浦敏子:点訳)
いのちなりけり 葉室麟 5 文藝春秋 少年の日に桜の化身かと思った咲弥を妻にした蔵人は、その無骨さを妻に疎まれ、家を出た。が、水戸光圀の出した一通の書状から彼らの運命は一変る。骨太な時代小説であり、また清冽な恋愛小説でもある。(楠 喜美子:点訳)
かいじゅうたちのいるところ デイヴ・エガ?ズ 著
小田島恒志 小田島則子 共訳
5 河出書房 誰の心の中にも必ずある「心地よく、秘密めいた物語」。これを読むと子供でいることが、どんなことか、また大人になることは、どういうことかよく分かる。(小野千賀子:点訳)
神様のカルテ 夏川草介 3 小学館 神の手を持つ医者はいなくても、この病院では奇跡が起こる。主人公の医者の一人称によって話は進行する。色々な医療の問題点が提起されている。2011年に映画化される予定です。(藤田裕子:点訳)
謹訳 源氏物語(一) 林 望 5 祥伝社 千年の名作の現代語訳。この(一)には、桐壷、帚木、空蝉、夕顔、若紫の五つの物語。それぞれの女性と光源氏との恋の行方に心躍る・・・。(杉浦敏子:点訳)
謹訳 源氏物語(二) 林 望 5 祥伝社 「末摘花」から「花散里」までを収録。芸能にも抜きん出た源氏が描かれる一方、いずれ失脚のもととなる恋愛沙汰など相変わらずの所業も。(丸谷路子:点訳)
謹訳 源氏物語(三) 林 望 5 祥伝社 「須磨」から「松風」まで。源氏は政変に巻き込まれ、自ら須磨へ退き、わぴ住まいを余儀なくされるが、やがて都へ呼び戻され政権の座に返り咲くこととなった。(丸谷路子:点訳)
「心の掃除」の上手い人 下手な人 斎藤茂太 2 集英社 心に埃がたまるとすべてに余裕がなくなります。心の埃を上手にはらって前向きな自分を表すこつは?人生の達人茂太先生のハートクリーニングを受けませんか。(芋生かよ子:点訳)
ごほんのことばかり100話とちょっと よしもとばなな 2 朝日新聞出版 子供が小さい頃の、吉本家の日々の御飯、行きつけのお店の味と雰囲気、お弁当の思い出、ほほえましい子供の食の変化など楽しく読める食エッセイ。(木暮紀子:点訳)
仕事も暮らしも3で割るイギリスの習慣 井形慶子 3 新潮社 「ありのままの自分」だけでは人生を乗り切れないと思い知らされた時、著者は多くのイギリス人が実践する生活を「3」で分ける方法に気付いた。この本であなたも「3」が持つ力を感じ取ってください。(芋生かよ子:点訳)
聖徳太子の密使 平岩弓枝 4 新潮社 聖徳太子の愛娘たまひかるは、父の命により神通力を持つ三匹の猫を伴い、海を渡り真の智恵を求めて学びの旅に出る。山あり、谷ありの西遊記のような痛快な話。(嶋田敏子:点訳)
親鸞(上) 五木寛之 5 講談社 幼い時、父母に別れ、叔父の家で育てられた親鸞は9才で仏門に入り12才で比叡山への入山を果たす。ひたすら修行に励み将来を期待されたが、権門、高家のみにむく体質に失望して山を下りる決意をした。(宇多小路栄美子:点訳)
親鸞(下) 五木寛之 5 講談社 悪人でも念仏さえ唱えれば、浄土へ行けると説く法然上人に帰依した親鸞は、社会の弱者の中で説法するが、念仏禁止令により越後に流罪となる。他の登場人物も面白く興味深く読ませる。(宇多田栄美子:点訳)
それでもやっぱりがんばらない 鎌田實  4 集英社 現代社会は「頑張る」という言葉があふれている競争社会、頑張らなかったらどうなると思ってしまう私たちに確かな指針と心にぬくもりと安らぎを与えてくれる書。(竹内勲:点訳)
文藝春秋にみる坂本龍馬と幕末維新 文藝春秋 編 6 文藝春秋 「文藝春秋」に掲載された歴史エッセイ、手記、回想録による幕末維新の人物史。この国の運命を決めた男達の真実に迫る!(丸谷路子:点訳)
「マエストロ、それはムリですよ・・・」 飯森範親 監修
松井信幸 取材
2 ヤマハミュージックメディア 日本最小のオーケストラが激変?!いわゆる地方オケの一つと評されていた山形交響楽団が、常任指揮者として飯森範親を迎えてどのように変わって行ったのか。(杉浦敏子:点訳)
英語対訳で読む日本のしきたり 新谷尚紀 監修
A.P.Bourdelais監訳
3 実業之日本社 日本の生活の中でのしきたりや由来。知らないことも多く、英訳と共に「和」の心に改めて興味がわく。(小幡浩子:点訳)
点訳書
(2010.3〜2010.6分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
聖書に聞く 雨宮 慧(さとし) 3 オリエンス宗教研究所 神に助けを求める時、生きる糧を得たい時、それは聖書に立ち帰る時。聖書にあるキーワードを手がかりにして、旧約、新約の関連箇所を丹念にたどる中で、神が私たちに呼びかける声を聞き、受け止めて行く。(丸谷路子:点訳)
福音宣言 晴佐久昌英(はれさくまさひで) 3 オリエンス宗教研究所 司祭である著者は、「私自身神に救われた者として、神の愛を命がけで信じています」とひたすら福音を宣言してきた。宣言される事によって、神に出会い、また宣言することで新たに生まれ喜びに満たされると!(杉浦敏子:点訳)
神の小屋 ウィリアム・ポールヤング
吉田利子 訳
5 サンマーク出版 この本は、著者が子供達や友人に読んでもらおうと書いたもの。誘拐殺人から始まるが、キリスト教の信仰をふまえて、「神」を信頼し、互いに愛し合い、許し合って生きるべきという普遍の真理を訴える。(杉浦敏子:点訳)
乾山晩愁(けんざんばんしゅう) 葉室 麟 5 角川書店 この本は5編からなる短編集で、いずれも元禄や江戸の時代を生きた絵師を主人公としている。光琳、乾山兄弟、等伯、永徳、雪信、一蝶らが著者の芸術に対する深い理解のもとに生き生きと書かれる。(永松悠子:点訳)
孤宿の人(上) 宮部みゆき 6 新人物往来社 讃岐の丸海という港に置き去りにされたみなし子ほうは、丸海藩の医師、井上舷州に拾われる。その頃、江戸から幕府の要人で、加賀殿と呼ばれる男が丸海藩に送られ幽閉の身となるが、不可解な事件が後を絶たない。(畑中了子:点訳)
孤宿の人(下) 宮部みゆき 6 新人物往来社 舷洲の斡旋によってほうは加賀殿が幽閉されている屋敷に住み込む。丸海藩の内紛に巻き込まれたほうは加賀殿に初めて出会った。恐ろしいと思っていた人とほうの心は通い合う。(畑中了子:点訳)
松林図屏風 萩 耿介(こうすけ)  5 日本経済新聞出版社 桃山絵画の巨匠、長谷川等伯が目指したものとは?知らぬ者のいない日本画の巨匠の生涯を、彼を取り巻く人間模様や、キリスト教や、仏教、時の政治や芸術などとの関係を緻密に織り交ぜて描いている。(喜田敦子:点訳)
蒼 龍  山本一力 5 文藝春秋 作者自身が思い入れの深いものと述べている5編の短編集である。それぞれの主人公である武士、商人、職人に共通する気概と心意気、人情が力強く細やかに描かれ、生きる力と明日への希望を与えてくれる。(藤田裕子:点訳)
中年以後 曾野綾子 3 光文社 人生ここからが面白い!と。著者流励ましエッセイ。失うことを受け入れる心を持つことで、その引き替えにこの時期にしか見えて来ないもの、味わえないものがある。手応えのある中年以後をどう過ごし、乗り切ればいいかが分かる書。(小野千賀子:点訳)
にほんごの話 谷川俊一郎 和合亮一 2 青土社 二人の詩人が各々の作詞活動を通して思う日本語の言葉や、音の豊かさ面白さを語る。時代と共に変化してる詩の発表の仕方や、読まれ方、現代詩の言葉の難解さについてなど興味深い。(宇多小路栄美子:点訳)
バイオリニストは目が赤い 鶴我裕子 3 新潮社 NHK交響楽団で30年間、第1バイオリン奏者として活躍した筆者の舞台裏の話や、歴代のマエストロ達や演奏家達の素顔、愛する曲など。クラシックに縁のない人も楽しめる極上のエッセイです。(小野千賀子:点訳)
幕末 明治の英傑たち 加来耕三 4 土屋書店 幕末、明治とはいかなる時代であったのか、誰がどのような役割を担ったのか。龍馬を始め、命をかけて駆け抜けた有名無名の人々の活躍と生涯を描く。(丸谷路子:点訳)
函館水上警察 高城 高 5 東京創元社 明治24年の函館に発足した警察署の物語と、若き日の森鴎外の函館訪問記が載る。外国人の多い土地柄、署員達も外国語が堪能でハイカラな港町を事件解決に駆け回る様子が面白い。(楠喜美子:点訳)
花や散るらん 葉室 麟  4 文藝春秋 鞍馬の里でひっそり暮らす浪人と、その妻が過去の因縁から大奥での争いや、幕府と朝廷の暗闘に関わり、やがて赤穂浅野家の仇討ちに呑み込まれて行く。これまでとはひと味違う忠臣蔵。(丸谷路子:点訳)
人と出会うこと ジャン・ヴァニエ 1 女子パウロ会 もし幸せになりたいなら、まず人と出会うこと。そして互いに知り合い、語り合い、理解し合って心の平安を得よう。著者がロンドンデリーで行ったシンポジュームの講演をまとめたもの。(木暮紀子:点訳)
又蔵の火 藤沢周平 6 文藝春秋 「負のロマン」と言われた全五編の短編集。どの主人公も暗い宿命を負って生きているが、読者はいつの間にか彼らを応援している。中でも叔父と甥の壮絶な果たし合いを描いた表題作は名作として語り継がれる。(河原裕子:点訳)
八つ花ごよみ 山本一力 4 斬潮社 老境にさしかかった夫婦の暮らしに、ある日小さな奇跡が訪れる。苦楽を共にした連れ合いに、あるいは友にー。大切な相手との絆を慈しむ江戸の町の熟年世代を描く短編集。(喜田敦子:点訳)
雷神の筒 山本兼一 6 集英社 若き日の信長に鉄砲を指南して、最強の鉄砲衆を作った男、橋本一巴(いっぱ)。信長が天下統一の野望に向けて勝ち進む中で、万民の平和を望む一巳との確執が時代の動きと共に生き生きと描かれる。(宇多小路栄美子:点訳) 
わが夫 坂本龍馬 一坂太郎 2 朝日新聞出版 幕末の風雲児龍馬の恋女房おりょうが後年「反魂香」(はんごうこう)などに残した回顧談から素顔の龍馬を描く。西郷隆盛ら同時代の人物評も興味深い。(丸谷路子:点訳)
ワルシャワ猫物語 工藤久代 4 文藝春秋 片言の会話にも事欠く著者が、ワルシャワで出会った猫たちとの幸せな日々を綴る。子猫の出産、成長、別れ、その折々の姿を愛情込めて見守っている。16匹の個性あふれる猫たちとの日々に引きつけられる。(嶋田敏子:点訳)
American Pie ケイ・ヘザリ 1 NHK出版 日本に来て10年。「日本酒と焼き鳥が好き」なアメリカ人女性ケイ・ヘザリがアメリカと日本での日常の体験から国民性や、習慣の違いを楽しく温かな視線で分かりやすくいい英語で語るエッセイ集。(小幡浩子:点訳)
点訳書
(2009.11〜2010.2分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
聖書が語る 生きる勇気のことば 演尾文郎 3 角川書店 アジア人として初めてバチカンの閣僚に付き、温かな人間性で慕われ愛された枢機卿が語る人生の意味。思い悩んだり、壁にぶつかったりした時には支えになる言葉がきっと見つかるでしょう。(丸谷路子:点訳)
WE LOVE じじい 桂 望美 4 文藝春秋 町村合併で町のお荷物になった過疎の村に、移り住んだ傷心のコピーライターは、村を愛する若い職員に強引に誘われて、町おこしのために嫌々ながらー肌脱ぐことになった。じじばばが輪投げに燃える町おこし。(芋生かよ子:点訳)
江戸っ子菓子屋のおつまみ噺 細田安兵衛 4 慶應義塾大学出版会 平べったい丸缶を開けると、ころころの三角飴。安政4年創業、今も日本橋に店を構える「榮太楼」六代目の筆になる商いの記録。そこから明治、大正、昭和の日本の姿が浮上する。(丸谷路子:点訳)
夫の財布 妻の財布 今井美沙子 3 東方出版 五島列島で育ち、後に大阪で住んだ著者が、どんな人でも分け隔てなく迎え入れ、良く世話をした両親の思い出や、お金や物にまつわる話など、さまざまな人生を紹介する。(木暮紀子:点訳)
静けさと沈黙のなかで ドリス・グランバック 著
東江(あがりえ)一紀 訳
2 角川書店 74歳の女流作家ドリスは冬の最中、自らに50日間の完全な孤独と沈黙の生活を課した。老いに対する弱さや、恐怖心と正面から向き合う作家の凛とした心のエッセイ。(楠 喜美子:点訳)
十歳のきみへ 日野原重明 2 冨山房インターナショナル 身近に「死」を体験することのない子供達は、「生」を感じることも少ない。そんな子供達のために、著者は「命の授業」をしている。自らの半生を振り返りつつ、人生の大先輩は子供達に応援メッセージを送るのです。(塩山裕子:点訳)
図書館ねこ デューイ ヴィッキー・マイロン 著
羽田詩津子 訳
5 早川書房 奇跡的体験!テレビでも紹介された感動の実話。1988年アメリカの小さな町の図書返却箱の中に、うずくまっていた子猫と著者がかもし出すあたたかい話。町を幸せにした、とら猫の副題がつく。(小野千賀子:点訳)
とんび 重松 清 6 角川書店 事故で妻を亡くした長距離トラックの運転手が、残された男の子を一人前に育て上げるまでの奮闘記。悩む父と子は、運転手仲間や、隣近所の人たちに助けられながら、持ち前の明るさで頑張る。(竹内勲:点訳)
庭の小さなバラ 庄野潤三 3 講談社 晩年を迎えた夫婦が、二人で住む山の上の家での静かな暮らし一訪れる野鳥と語らい、日々の自然の変化を楽しみ、夫の吹くハーモニカに合わせて妻が歌う。目に見えるようです。(岡村薫:点訳)
ハッピーバースデー 青木和雄 吉富多美 4 金の星社 出来る兄と、出来ない妹。兄を溺愛する母親。11才の妹あすかは虐待され声を失うが、祖父母の元で自然の営みに触れ、「命」の意味を学び、生まれ変わる。(竹内勲:点訳)
半島へ、ふたたび 蓮池 薫 4 新潮社 翻訳家として活躍している著者は、大学生の時、拉致されて24年間北朝鮮での生活を余儀なくされた。帰国後、初めて訪れたソウルの街のことを、北朝鮮と比較しながら記す。(杉浦敏子:点訳)
マリー・アントワネットの「首飾り事件」 アンタール・セルプ著
リンツビヒラ裕美 訳
5 彩流社 ルイ16世が治めていたフランスで起きた王妃の首飾りをめぐる奇怪な事件。王侯貴族、民衆、それに詐欺師までが入り乱れ、近づきつつある革命の裏面が浮かび上がってくる。(喜田敦子:点訳)
道絶えずば、また 松井今朝子 6 集英社 名女形とうたわれた荻野沢之丞もついに引退を表明。その最後の舞台で奈落に落ちて死んだ。不可解な死が巻き起こす波紋。芝居町を舞台に描く長編時代ミステリー。(丸谷路子:点訳)
やんごとなき読者 アラン・ベネット 著
市川恵理 訳
2 白水社 英国女王が齢80近くにして突如読書熱に取り憑かれる。お陰で公務は上の空、側近達は大あわて。読書の力とは?ユーモアと共に女王への親しみを感じさせる上品な王室コメディ。(小幡浩子:点訳)
利休にたずねよ 山本兼一 6 PHP研究所 己の美学を固持し、天下人秀吉と対峙して来た茶人、千利休はついに秀吉の怒りに触れて切腹を命じられた。その根底には若い時の叶わなかった鮮烈なる恋があるのだと作者は語り、巧妙な筆致で書き進める。(宇多小路栄美子:点訳)
英語達人読本 斎藤兆史 上岡信夫 5 中央公論新社 かつての英文学作品と云われたものから、もっと枠を広げて近現代のものまで集めた名文集。特に20世紀のものは多種多様です。CDを活用し、音読、素読を繰り返し力をつけましよう。(村田直子:点訳)
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