点訳書
(2009.7〜2009.10分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
あこがれと涙とほほえみと 今道友信 2 教友社 科学技術が人間の新しい環境となった現代の社会において、教会の果たす役割とは何か、またキリスト教の核心はどこにあるのか。哲学者が語った信仰の道。(丸谷路子:点訳)
神への憧れ 佐久間 彪 2 オリエンス宗教研究所 聖歌「マリア様の心」の作詞や童話、絵本などの作者としても親しまれている佐久間神父の説教集。「永遠の命」「神の子になるということ」などのテーマについてキリスト教の核心を分かりやすい言葉で解き明かし語りかける。(丸谷路子:点訳)
ミサを祝う 国井健宏 4 オリエンス宗教研究所 ミサは教会の宝、キリストの行為であり、教会の行為である。司祭である著者はキリストが十字架につけられる前の晩に、弟子たちと最後の晩餐を行われた時から、初代の教会形成の歴史などを易しく解説。ミサをより深く理解出来るよう記している。(杉浦敏子:点訳〉
一 茶 藤沢周平 5 文藝春秋 生涯に二万句を詠んだとされるー茶。江戸で一流の俳諧師になることを夢見たがかなわず、ついに帰郷するしかなかった。俳聖が風狂か、または世間師か。底辺を生きた俳人の複雑な顔を描き出す傑作伝記小説。(丸谷路子:点訳)
一朝の夢 梶 よう子 5 文藝春秋 同心中根興三郎は朝顔作りに夢をかけている。彼は宗観と名のる茶人に大輪黄色花の朝顔を咲かすことを約束したが、宗観は井伊大老その人であった。朝顔を中心に動乱の世を描く傑作。(永松悠子:点訳)
嘘つきアーニャの真っ赤な真実 米原万里 4 角川書店 1960年プラハ。小学生の万里はソビエト学校で個性的な友達に囲まれていた。嘘つきのアーニャは皆に愛されているルーマニア人。ギリシア人のリッツァ、クラス一の優等生のヤスミンカ。それから30年、万里は激動の東欧に赴き三人を探し当てた・・・。(小野千賀子:点訳)
風渡る 葉室 麟 5 講談社 秀吉の懐刀、黒田官兵衛と修道士のジョアン。心に謎を抱えて二人は折々に関わり合いながらも未曾有の変革の時を時代の風を受けながら生き抜いた。二人の爽やかな交歓を軸に、天下を取った者の政策によって運命を翻弄されるキリシタン達が描かれている。(喜田敦子:点訳)                     
北前船始末 築山 桂 5 双葉社 思々斎塾で蘭学を学ぶ若き日の緒方章(後の洪庵)と、男装の美剣士 左近が大阪の町で難事件に挑む。北前船で連れて来られた少女をめぐる表題作、他四話。章と左近の淡い恋の行方は?(丸谷路子:点訳)
昨日のように達い日 柴田元幸 編 2 文藝春秋 世界とあらゆる時から届けられた物語。大人になってから気付く二度と取り戻せない少年少女の頃の時間。かつての記憶の喜びの贈り物。「ふーん こんな少女少年小説もありか!」と思わせる。(丸谷路子:点訳)
氷の心臓 カイ・マイヤー 著
遠山明子 訳
5 あすなろ書房 雪の女王が自ら取り出した心臓のかけらが盗まれ、冷気が世界を覆い始めた。凍れる世界の運命は? ロシア革命へと続く混乱のサンクトペテルブルクを舞台にしたミステリアスファンタジー!手に汗握ります。(竹内勲:点訳)
三匹のおっさん 有川 浩 6 文藝春秋 「今時のお年寄って若いよなあ」と思ったことが、このお話を書くきっかけと著者は言う。還暦を迎えたかつての悪ガキ三人が、自警団を作りご町内の悪を新る! 六つのお話のどれも、ついつい話に引き込まれる面白さ。(杉浦敏子:点訳)
時のエピタフ(墓碑銘)  小池民男 2 朝日新聞社 現代史に刻まれた様々の分野の著名な人たちの名句、名言が時代を照らす。この言葉を巡り先人遠の生き方に思いを馳せ、自らのありようを振り返る。コラムニストが癌と闘いながら書き残したエッセイ集。(竹内 勲:点訳)
謎手本忠臣蔵 上巻 加藤 廣 5 新潮社 江戸城で浅野内匠頭が吉良上野介に禁断の刃傷に及んだ300年前の事件は、「忠臣蔵」として有名だ。その原因は謎とされている。作者が残っている資料に大胆な推理を加えて、謎を解き明かす忠臣蔵の決定版。(宇多小路栄美子:点訳)
謎手本忠臣蔵 下巻 加藤 廣 5 新潮社 はやる家臣を抑えつつ、大石内蔵助はどのように計画をめぐらせ、討ち入りに向けていったか。将軍綱吉と側用人、柳沢吉保は何を考え命じていたかを各々の立場を対比させながらクライマックスへと導いて行く。(宇多小路栄美子:点訳)
二月三十日 曾野綾子 4 新潮社 故国を離れ、異郷での宣教の夢破れ、絶望の淵に沈もうとしていた修道者が書き残した、あるはずのない日付の日記・・・。人が一つの運命に直面する「その時」をバラエティ豊かに捉えた13の短編小説集。(藤田裕子:点訳)
のぽうの城 和田 竜 6 小学館 「木偶の坊様」と呼ぱれるのは武州、忍城の城代、成田長親。彼は不思議な魅力で家臣や領民遠の心をつかみ、角の多い関東武者達を見事に使いこなす。敵の総大将、三成をうならせたその人気はどこにあるのか?(楠喜美子:点訳)
妖怪アパートの幽雅な日常(2) 香月日輪 2 講談社 妖怪アパートに戻ってきた夕士は、人間や妖怪が入り乱れる日々を再び送る。ある日、手にした「魔道書」の封印を解いた彼は妖魔達を呼び出してしまったのだが。大ブレイクのシリーズ第二弾です。(芋生かよこ:点訳)
老残のたしなみ 佐藤愛子 3 集英社 今の世の中、怒りたいことがいっぱいある。一方的な勧誘電話、学校の荒廃、数えて行けばきりがない。愛子さんは世を憂い、嘆き、怒る。しかし、もしかしたらそれが作者の老いの楽しみなのかも知れないといえる。歯に衣着せぬ言葉で怒りと心配を作者は綴る。(嶋田敏子:点訳)                        
英語対訳で読む日本の歴史 中西康裕 監修
Gregory Patton 英文監修
3 実業之日本社 難解な日本の歴史用語も、平易な英語に置き換えることで意味がよく分かり、すらすらと楽しく英語を読みながら日本史の基本が分かる。(小幡浩子:点訳)
点訳書
(2009.3〜2009.6分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
愛のために死ねますか 曾野綾子
結城了悟 共著
3 中経出版 今日の日本で最も欠けていると思われる「愛」について、現代の人々の生き方に現れる意識と行動を曾野綾子と結城神父が熱く語る。(丸谷路子:点訳)
イエスとの友情 プラチド・イバ二エス 3 ドン・ボスコ社 祈りとは日常の出会いや、体験する事柄、感じたことをありのまま素直に神と語り合う中で、神の慈しみと恵みに感謝し賛美することではないか。(藤田裕子:点訳)
死を背負って生きる 柏木哲夫 1 日本キリスト教団出版局 人はいかに生き、いかに最期を迎えるか、長年ホスピスに携わってきた精神科医が神様から与えられた命を慈しみに満ちた眼差しで綴るエッセイ。(丸谷路子:点訳〉
愛と義と知謀の人 直江兼続 童門冬二 3 PHP研究所 上杉家の家老 兼統は時代が変わっても評価が変わらない。20年くらい前に著者の著した「直江兼統一北の守護神」を、角度を変えて検証。(丸谷路子:点訳)
言い残された言葉 曾野綾子 4 光文社 今、豊かな国日本で色々な問題が起きている。幼児化した世間とか、食卓の崩壊とか。もっと大人にならねばならないと著者は警告し、人間への深い洞察に基づいてこのエッセイを書いている。(木暮紀子:点訳)
岩倉具視 永井路子 4 文藝春秋 下級公家からどのようにして権力の中枢にのし上がって行ったのか。長年構想をあたためてきた著者が、激動の幕末から明治にかけての歴史的事件に再検討を重ね、新たな岩倉具視像を立ちあげる。(喜田敦子:点訳)
音をたずねて 三宮麻由子 3 文藪春秋 耳を澄ますと幸せの音がする。ページを繰る音しか発しない筈の本から、音や音楽が放たれて、読む人の耳に届く。文字を通じて心の奥に眠っている音の原風景を味わえる。(杉浦敏子:点訳)
観月観世 曾野綾子 2 集英社 満月の夜に境遇の異なる男女が集い、最近体験した最も感動的な話をすることになっている。人の世を語り、死を思い、月に酔う...。(杉浦敏子:点訳)
軍師の生きざま 末國善己 編 6 作品社 戦国乱世に活躍した軍師を主人公にした時代歴史小説の傑作を集めた短編集。知略をもって国の礎を支え、天下に名をとどろかせた策士達の闘いと矜持!(丸谷路子:点訳)
月下の恋人 浅田次郎 3 光文社 恋人と別れるつもりで出かけた海辺の旅館で起こった奇跡とは?また、ぼろアパートにちょっと間抜けなやくざが住んでいた・・・他9編の短編集。どの話も吸い込まれるような面白さがある。(杉浦敏子:点訳)
ココロの止まり木 河合隼雄 3 朝日新聞社 著者は臨床心理学者として、教育論、子育て論、仏教論をわかりやすく説いている。今現代人は心が尖っていると言われるが、その心の転換術を易しい言葉で教えてくれる。(嶋田敏子:点訳)
心よ 高くあがれ 小塩 節 3 青娥書房 ドイツ文学をたしなみ、教師として若者と接している著者が、ドイツで見聞きしたことや、自宅近辺の風物など、彼が身近に感じたことを語る中に我々は元気の元を見つける。(竹内 勲:点訳)
西行       三田誠広        5 河出書房新社 平安末期は恋愛がそのまま政治に直結し、歴史を動かしたドラマチックな時代だ。その中を生きた文武の人、若き日の西行を描いた読み応えのある作品。出家の原因も解き明かされる。(楠 喜美子:点訳)
しやぺれども しやべれども 佐藤多佳子 6 新潮社
三度の飯より落語が好きで噺家になったが、まだ二つ目の俺に話し方指南を頼む物好きが現れた。困った者ばかりの彼らとの関わりの中からの泣き笑いを歯切れのいい語りロで描く。(竹内勲:点訳)
メアリー・スチュアート アレクサンドル・デュマ 著
田房直子 訳
5 作品社 大デュマ初期の作品。本邦初訳。長い監禁生活の果てにエリザベスー世に処刑されたスコットランド女王メアリーの悲劇の運命と孤高の生と死を描く。(小野千賀子:点訳)
妖怪アパートの幽雅な日常(1) 香月日輪 3 講談社 高校進学と同時に人よんで「妖怪アパート」なる所に入居した少年の前に次々と現れる不思議な人?達。非日常的生活に彼は戸惑いあわてる。(芋生かよ子:点訳)
オバマ大統領就任演説 小坂恵理 翻訳 1 ゴマブックス アメリカ至上初のアフリカ系大統領となったバラク・オバマの激動の半生。民主党勝利演説(Yes We Can)と併せて読める。和訳およびCD付き。(小幡浩子:点訳)
音読して楽しむ名作英文 安井京子 3 はまの出版
「足ながおじさん」「ジエーン エア」「ハムレット」などの文学作品の一部分を音読して英語そのものの美しさに触れる。著者の作品への思いも共に。CD付。(小幡浩子:点訳)
点訳書
(2008.11〜2009.2分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
聖なる愚者 樋口和彦 2 創元社 牧師である著者が、心を込めて語る説教や講演、エッセイ。その中から今さまざまな問題を抱えて生きる人々が、たとえキリスト教徒でなくても「かすかな神の声」として聞き取ってもらえたらと願っている。(岡村 薫:点訳)
聖パウロ 和田幹男 6 女子パウロ会 パウロの宣教なしには世界宗教としてのキリスト教はなかったとさえいえる。そのパウロの生い立ち、育ち、何を考え行ったか?殉教に至るまでのあらましを記す。彼を理解するのに役立つ。(杉浦敏子:点訳)
対談 パウロを語る 佐古純一郎
井上洋二
4 朝文社 プロテスタントの佐古牧師とカトリックの井上神父がパウロをめぐって語り合い、パウロの信仰と伝道の生涯を歴史的背景から考え、現代的意義を問う。(宇多小路栄美子:点訳)
あかんべえ(上) 宮部みゆき 5 新潮社 江戸深川の料理や「ふね屋」開店の日。抜き身の刀だけが暴れ出す。「ふね屋」の娘おりんにだけは不思議なことに暴れる亡者が見えるのだ。(畑中了子:点訳)
あかんべえ(下) 宮部みゆき 5 新潮社 「ふね屋」にはおりんにだけ見える五人の亡者が30年前に起きた忌まわしい事件のせいで成仏出来ずに迷っていた。幾重もの因縁の糸は、果たしてほどかれるのか?ミステリータッチの時代物。(畑中了子:点訳)
一日江戸人 杉浦日向子 2 新潮社 遊び友達に持つなら江戸人が最高。試しに、一日江戸人になってみようと云う日向子流江戸指南。衣食住など江戸の人々の暮らしや、趣味趣向がこれ一冊で分かる。居ながらにして気分はもう江戸人だ。(丸谷路子:点訳)
お家さん(上巻) 玉岡かおる 5 新潮社 「お家さん」と呼ぱれ、のれんを守る女の一代記に日本経済の黎明期を重ねて描く大河小説。神戸の一商店から大商社となった、鈴木商店のトップとして、また母として生きた女がその手で守ったものは…。(丸谷路子:点訳)
お家さん(下巻) 玉岡かおる 5 新潮社 大正から昭和へ。無法な焼き打ちを乗り越え復興し、まだまだこれからのはずだった。しかし昔ながらの経営はやがて近代化の波に飲み込まれて行く。世界と商売で渡り合おうとする男達と、それを支えた女達の物語。(丸谷路子:点訳)
男の本懐 川北義則 3 PHP研究所 本物のプライドとは?本音を通す生き方とは?守るものと変えるもの、男と女の違い、気骨ある生き方の美学など。懐の深い人間はどう作られるかを、違った目線で。(河原裕子:点訳)
かもめ食堂 群 ようこ 3 幻冬社 ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」は日本から来たサチエの店です。看板メニューは「おにぎり」。話題にはなるが客は入らない。そんな食堂が人気者になる日がとうとうやって来たのです。(芋生かよ子:点訳)
川かますの夏 ユッタ・リヒター著
古川まり訳
2 主婦の友社 舞台はドイツ。大きくてどう猛な恐い魚「川かます」を捕まえた3人の子供達のニヶ月間の夏の思い出を描く。彼らは心の中のそれぞれの恐さを乗り越えて成長した。(芋生かよ子:点訳)
欅しぐれ 山本一力 5 朝日新聞社 渡世人猪之吉と江戸 深川の大店の主の太兵衛は、ひょんなことから深い信頼と友情で結ばれた。その店をつぶそうとする騙りやを相手に猪之吉は命をかけて闘う。深川の情景が背景の、面白く感動的な物語。(藤田裕子:点訳)
しやぽん玉 乃南アサ 4 新潮社 強盗や通り魔などの犯罪を犯して逃避行を続けていた若者翔人は、とある寒村で老婆と出会う。村人達は孫だと勘違いし、あれこれと世話をやくが…。感動の心理サスペンス小説。(小野千賀子:点訳)
潜水服は蝶の夢を見る ジャン・ドミニック・ボービー著
河野万里子訳
2 講談社 脳出血で全身麻嫌になり、唯一動く左まぶたのまぱたきで、著者はこの本を書いた。彼の困難を乗り切る姿と綴られたエッセイに、読者は計り知れない勇気をもらうのである。(竹内勲:点訳)
タタド 小池昌代 2 新潮社 海辺の家に集まった男女四人。倦怠とあまやかな視線が交差して−。表題作の「タタド」は川端賞受賞作。他2編の短編集。(杉浦敏子:点訳)
冬の標 乙川優三郎 5 文芸春秋 幕末の頃、武家の娘として生まれた明世は、絵を描くことに一生を捧げたいと、強く願いながらも、世間のしきたり通り結婚、出産の道を歩む。しかし絵への情熱を捨てきれない彼女は、何もかも捨てて自立しようとする。(永松悠子:点訳)
本当の環境問題  池田清彦
養老孟司
3 新潮社 近頃炭酸ガスが人類に与える悪影響についての論議をよく耳にする。私たちが快適な生活を楽しめば楽しむほど、自然環境が破壊される。その重大性をあつく語り合う。(竹内勲:点訳)
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