点訳書
(2008.7〜2008.10分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
生きるためのひとこと 晴佐久(はれさく)昌英 2 女子パウロ会 日頃何気なく使っている「こんにちは」とか「はい」「どうぞ」「ありがとう」など身近な挨拶や、話し言葉のそんな一言一言を大切に話すことで、生きている喜びを深めて欲しいと願って書かれたエッセイ集。(木暮紀子:点訳)
5つのパンと2ひきの魚 フランシスコ・グェン・ヴアン・トゥアン
日本カトリック難民移住移動者委員会 訳
2 女子パウロ会 ベトナム戦争後、長く拘留されるという状況にあっても、なお喜びと希望を持ち続けた。揺るぎない信仰に深く感動し励まされる書。(杉浦敏子:点訳)
教会でもクリスマスをするのですか? 福田 勤 2 サンパウロ 四季折々の自然と信仰を語るエッセイ。クリスマスの項では「教会でもクリスマスをするのですか」と聞かれ、一瞬びっくりしたという著者は、私たちがどれほどの思いを込めてクリスマスの意味を受け止めているかと問うている。(丸谷路子:点訳)
隠居の日向ぼっこ 杉浦日向子 1 新潮社 箱膳、ふさ楊枝、蝿帳、肥後守、ねんねこ、おひつ、湯たんぽ、はたき・・・著者の真骨頂、江戸の風物 ー 今に伝わる物、今はもうない物など、特に「物」にスポットを当てた人肌のぬくもりを感じさせる楽しいエッセイ。(丸谷路子:点訳)
鍬と宇宙船  秋山豊寛 3 ランダムハウス講談社 お百姓になった元宇宙飛行士が語る、暮らしの恵みとは何か?我々は「便利さ」「豊かさ」を手にしたが、「失うもの」も多かった。それが「歴史」と言われるが、「失うもの」多くして一体どんな「豊かさ」が得られるのかと彼は思う。(小野千賀子:点訳)
シズコさん 佐野洋子 3 新潮社 正気の母を一度も好きになれなかった著者が、始めて書いた母との愛憎の実話。母がぼけたおばあさんになるとは思いもしなかった著者は、70歳を迎えた自分が母と同じような状態になることがあるのに気づき恐怖を感じる。(小野千賀子:点訳)
昭和歳時記 吉村 昭 3 文藝春秋 昭和30年代まで残っていた身近な風俗や暮らしの中の品々を懐かしく思い起こしながら、著者は遠く過ぎ去った若き頃の印象深い事柄を情感あふれる絶妙な筆に託し、同時に昭和を生きた人を伝える。(宇多小路栄美子:点訳)
千日紅の恋人 帚木蓬生(ははきぎほうせい) 5 新潮社 夫との死別、再婚を経て、独り身で老いた母を支え忙しく日々を過ごし、幸せには縁遠いと思われた時子。そんな時子の前に現れた「かれ」。忘れていたときめき、揺れる思い、幸せの予感。人生の優しさを歌い上げる。(竹内 勲:点訳)
間宮兄弟 江國香織 3 小学館 東京郊外の2LDKのマンションに、もてない兄弟二人が住んでいる。多少「変」に思えるが二人は結構愉快に快適に暮らしている。たくさんの記憶を共有しながら親密さ、排他性、ねじれなどを面白く描いている。(杉浦敏子:点訳)
回り灯篭 吉村 昭 2 筑摩書房 「この世を飛び去るに及んできれいに死を迎えたい」自らの死生観や、多くの取材の思い出を綴り、そのさまざまな死について、思いをめぐらす著者最後の連載随筆をまとめた一冊。城山三郎との対談も収録されている。(嶋田敏子:点訳)
夢をかなえるゾウ 水野敬也 5 飛鳥新社 関西弁を話すゾウの顔をしたインドの神様、ガネーシャがある日僕の前に現れ、不運をかこつ僕を成功させ、一流の人間に仕立て上げようと指南してくれる。与えられた課題を何とかこなすが、神様は「あまり無理をするなよ」と言い消えてしまった。一体僕はどうなるのか?(楠 喜美子:点訳)
養老訓 養老孟司 3 新潮社 世の中何となくギスギスしている。回りには不機嫌で怒りっぽい年寄りが多い。解剖学者である著者が、生きてさえいれば、そのうち誰もがなれる年寄りの一人として欲を捨て、楽に生きられる方法を九つの訓の中に記している。(竹内 勲:点訳)
落語的ニッポンのすすめ 桂文珍 3 新潮社 文珍師匠は毎年全国各地で独演会を開く。又飛行機操縦、大型バイクなど多趣味である。それらのエピソードを洒落と機知と風刺が冴える、落語のように味わいのある語り口で綴る極上のエッセイ。(宇多小路栄美子:点訳)
The Sign of Four Sir Arthur Conan Doyle 著
Anne Collins 編
1 MACMILLAN社 秘密の宝をめぐって次々起こる怪事件。シャーロックホームズの見事な探偵ぶりを平易な英文で楽しむ。巻末に内容理解の助けになる問題も。CD付き。(小幡浩子:点訳)         
こころの音読  斎藤兆史 3 講談社インターナショナル 英米のノンフィクション作品から読みやすく叙情豊かに綴られた、心に響く珠玉の英文。CDをまずじっくりと聞き、自分でも声に出し、意味を深めながら言葉の力を心と体で実感してみましょう。(村田直子:点訳)
点訳書
(2008.3〜2008.6分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
あなたに話したい 晴佐久 昌英 5 教友社 高円寺教会の晴佐久神父の一年を通してのミサの説教をまとめた物。祈り信じれば神は必ず助けてくださると説き、信仰とはを深く考えさせられる書。(宇多小路栄美子:点訳)
新たな目で新たな旅立ち アレッサンドラ・ボルゲーゼ 著
ニ田原阿里沙 訳
3 女子パウロ会 イタリア名門中の名門に生まれ、才知にも恵まれて自由奔放に生きたプリンセスが神の愛に心を開くまでの内的変化を綴る。(杉浦敏子点訳)
断 想 奥村一郎 2 女子パウロ会 日々の小さな出来事、新聞の話題、ある人の一言、心に浮かんだ言葉など、見過ごしそうな事柄の中にひそむ真実を語る小エッセイ集。読む者の心に響き足元を見つめさせる。(小幡浩子:点訳)
吾輩は猫のペトロ 大原 猛 1 女子パウロ会 教会の庭に住む野良猫「ペトロ」の目を通して、主任司祭と回りの人との関わり、現代人の生活ぶりや社会問題を鋭く批判している。(藤田裕子:点訳)
一億百万光年先に住むウサギ 那須田 淳 4 理論社 転校生の二人が現金を盗んだ犯人にされたことで疑いを晴らすために協力する。時には怒り、時には泣いて正面から向き合う少年と少女の恋と涙のお話。(小野千賀子:点訳)
移り香の秘密 中津文彦 4 光文社 盲目の大学者、塙保己一が身の回りで起こる事件を推理し、解決していく。見えないためにより一層研ぎ澄まされた彼の感性は事件解決に力を発揮する。短編集で面白い。(畑中了子:点訳)
エリゼ宮物語 山口昌子 4 産経新聞出版 フランス大統領府エリゼ宮、王制から帝政、王制復古、そして共和制にとめまぐるしく変わった約300年の歴史とそこに住んだナポレオンやドゴール、シラクなどを取り上げた物語。(丸谷路子:点訳)
銀しゃり  山本一力 6 小学館 すし職人新吉を取り巻く人々が繰り広げる悲喜こもごもを情感たっぷりに描いた深川人情物語。すし職人の銀しゃりに対する執念やこだわりが詳細に綴られている。(喜田敦子:点訳)
彗星物語 宮本 輝 6 文藪春秋 留学生を預かった13人と犬一匹の家族に巻き起こる困惑、軋轢、反発、泣き、笑いなどを通してそれぞれが生の新しい手がかりを見つけて行く。人と人との絆とは何かを問う。(竹内勲:点訳)
戦国の凰 お市の方 鈴木輝一郎 4 河出書房新社 戦国の世を過酷な運命に翻弄されつつも鳳のように美しく気高く生き抜いたお市の方の波瀾万丈の生涯を描いた感動的な歴史小説。彼女が真に愛したのは?(喜田敦子:点訳)
てのひらの中の宇宙 川端裕人 3 角川書店 二人の子供と暮らす僕。妻は癌が再発して入院している。この世界には生と死がある。そのことを僕たちを取り巻く生き物の姿を通して子供達に伝えなけれぱと僕は思った。(芋生かよ子:点訳)
天使の梯子 村山由佳 4 集英社 慎一は8才年上の元教師、夏姫に再会して恋し深く愛する。が、夏姫に男の影を見つけ傷つき悩む。人物や情景描写がとても上手い心に響く恋愛小説。(嶋田敏子:点訳)
馬琴の嫁 群 ようこ 6 講談社 滝沢馬琴の一人息子に嫁いだみちは、家風の違いや心の通い合わない夫との生活に気の休まる時がないが占い師の言葉を頼りに律儀に明るく日々を過ごした。物書きの大変さもわかる。(藤田裕子:点訳)
阪急電車 有川 浩 3 幻冬舎 阪急今津線を舞台に繰り広げられる出会い、別れ、そして途中下車・・・。電車の中でそれぞれの人生が交錯する。ほっこりした気持ちになる大人のためのラブストーリー。(杉浦敏子:点訳)
東に名臣あり 中村彰彦 5 文藝春秋 会津藩の田中玄宰、長岡藩、河井継之助ほか六人の家老と言われた人達の痛快、また哀切な人生を描いた傑作評伝。(丸谷路子:点訳)
老けない人の免疫力 安保 徹 3 青春出版社 人には自分の体を守ろうとする防衛システムがあります。これが免疫力です。これをいかに高めるか本当に体と心に良い「老けない生き方」とはを、わかりやすく語っている。(河原裕子:点訳)
仏果を得ず 三浦しをん 4 双葉社 文楽に自分のすべてをかける若い太夫の熱い青春。馬鹿がつくほど義太夫に惚れ込むが、そこは生身の青年だ、なんやかやと悩みも多い。彼を取り巻く文楽の世界に我々も取り込まれる。(楠喜美子:点訳)         
マーク・ピーターセン英語塾   マーク・ピーターセン 5 集英社 英語と日本語双方への深い洞察とユーモラスな語りロで日本人の苦手な冠詞、時制、仮定法などを明快に説いている。あなたをきっとモヤモヤから解放してくれるでしょう(村田直子:点訳)
点訳書
(2007.11〜2008.2分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
嘆きは踊りに変わる ヘンリ・ナウエン 著
テイモシー・ジョーンズ 編
小渕春夫 訳
2 あめんどう キリスト教の霊性について世界的に知られている著者が、苦難の中にある人をやさしくより深く味わう人生へと招いてくれる。(杉浦敏子:点訳)
母の遺言 桜井彦孝 2 女子パウロ会 人間は一人一人かけがえのない命を生きていること、誰もこの世の人生は一回だけであること。日本人としての原風景の中で信仰心についてやさしい言葉で綴る。(杉浦敏子点訳)
青い鳥 重松 清 6 新潮社 先生はうまく話せない。だから「大切なこと」しか言わない。いじめ、自殺、虐待・・・子供達の孤独にそっと寄り添い、伝えたい思いを描く感動作。すぺての人に捧げる救済の一冊。(竹内勲:点訳)
一枚摺屋 城野 隆 5 文藝春秋 幕末の大阪で打ち壊しを一枚摺り(かわら版)に取り上げた父親が殺された。一体誰が、何故?息子文太郎が真相を探り出すと30年前の大塩の乱が浮かび上がっきた。異色の痛快時代小説である。(喜田敦子:点訳)
おとこ坂 おんな坂       阿刀田 高 6 毎日新聞社 福井の刑務所で二年過ごした次彦は出所後保護司の元へ通う時に一人の女と出会った。彼は一目惚れするが・・・。12の男女の物語が日本各地を舞台に書かれる。(永松悠子:点訳)
隠し剣秋風抄        藤沢周平 6 文藝春秋 人には命をかけても守らねぱならない一分がある。悪や理不尽に対して人を頼らず立ち向かって行く武士達の姿を九編の短編の中に見て現代人にない魅力を知る。(河原裕子:点訳)
銀漢の賦 葉室 麟 4 文藝春秋 夏祭りの夜、共に天の川を見た三人の少年達の運命は数年後大きく変わった。地方小藩の政争を背景にした時代小説。すぐれた人物描写に引き込まれていく感動的作品。(楠喜美子:点訳)
狐笛のかなた  上橋菜穂子 5 新潮社 架空の世界を舞台にしたファンタジーで著者が日本を意識して書いた作品。人の心が聞こえる小夜と、狐の野火は囚われの身の少年を身を捨てて救う。無償の愛の前にもう恐ろしいものはない。(小野千賀子:点訳)
象の背中 秋元 康 6 産経新聞出版 末期の肺ガンで余命半年と診断された48歳のサラリーマンの心情と、生き方を描いている。死に場所を自ら求める象とは違って今を生き抜こうとする夫を妻は懸命に支えることを決意する。(竹内勲:点訳)
大切なひとへ生きることぱ 瀬戸内寂聴 3 光文社 著者84歳、長年親しくしてきた人達、三島由紀夫、水上勉、三岸節子、岡本太郎、美空ひぱりなどとの交流の中でのエピソードや興味深い知られざる一面を生き生きと描写し大変面白い。(宇多小路栄美子:点訳)
とりつくしま  東 直子 2 筑摩書房 歌人である著者の豊かな感性と洗練された言葉によって書かれた11の短編。死んだ後、未練の残る人に「とりつく」のを許される。そんなもしもの「世界」が味わえて少し元気が出る。(芋生かよ子:点訳)
秀吉の枷(上) 加藤 廣 6 日本経済新聞社 針売りから身を起こした秀吉は信長に見いだされ立身出世して行くがやがて天下を取りたいという野望に燃え策を練る。しかしそれは後々まで秀吉を苦しめる枷となった。(嶋田敏子:点訳)
秀吉の枷(下) 加藤 廣 6 日本経済新聞社 下巻は本能寺の変以降の秀吉の心の変遷、淀君を始め秀吉をめぐる女たちを描いている。老齢期に入った権力者の悲哀と孤独を鮮やかに浮き彫りにしている。(嶋田敏子:点訳)
文明怪化 高橋克彦 4 集英社 幕末の江戸で数々の怪事件を解決してきた広目屋の完四郎は数年のアメリカ滞在から明治となった日本に帰国。新聞社の居候となって新聞錦絵からまたまた事件を解き明かす。(丸谷路子:点訳)
まだ生きている 佐藤愛子 3 文藝春秋 著者67歳から始まったシリーズ「わが老後」六冊目。世相に対する批判の精神、佐藤魂の毒舌がますます冴える。人生の波乱に耐え、己の力で作り上げてきた82年の粋を集めた痛快エッセイ集。(木暮紀子:点訳)
吉原手引草 松井今朝子 4 幻冬社 吉原一の花魁葛城、その姿が忽然と消えた。女街、遺手、幇間達、郭に生きる者が語る吉原の表と裏。嘘と真の渦巻く吉原を鮮やかに描く時代ミステリー。(丸谷路子:点訳)
リーダーの英語 鶴田知佳子
柴田真一
6 コスモピア ケネディ、サッチヤー、ブッシュ、ブレアなど米英のリーダー11人。人に感動を与え人を説得し動かすリーダー達の燃える思いを肉声を聞きながら学びましょう。笑い声、拍手も入ったCD付き。(村田直子:点訳)         
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