点訳書
(2004.7〜2004.10分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
生活のただ中の神 曽野綾子 3 海竜社 運がいい悪いは神の摂理だと著者は言う。苦悩の中で「何故」と問いかける私たちに神の、み言葉のなかから答えを見いだしその意味に気づいて欲しいと願って書かれた書。(竹内勲:点訳)
阿弥陀堂だより 南木佳士(なぎけいし) 3 文藝春秋(文庫) 妻の病気をきっかけに夫のふるさと信州に移り住んだ一組の夫婦。彼らがその土地に生きるさまざまな人たちとの触れ合いや美しい自然に接することによって心が癒されて行く感動的な小説。(畑中了子:点訳)
陰陽師 飛天ノ巻 夢枕 獏 4 文藝春秋(文庫) かの名コンビ晴明と博雄、2人の活躍により百鬼夜行の京の都に住む怪しのもの(人の心の奥底に潜む)が暴かれる。風水術、占星術、幻術などが興味深い。(喜田敦子:点訳)
きっと「イエス」と言ってもらえる シェリー・ブレイデイ
宇丹貴代実 訳
3 草思社 脳性マヒで手足も言語も不自由なビルは、自立の精神と明るく実直な人柄でトップセールスマンとなり、全米に勇気と感動を与えた。(木暮紀子:点訳)
極北の動物誌 ウィリアム・プルーイット
岩本正恵 訳
3 新潮社 乱開発によって生態系を乱されてもなお力強く生き抜く動物たちの姿を愛情を込めてなまなましく描いている。(嶋田敏子:点訳)
ストラヴァガンザ メアリ・ホフマン
乾 侑美子 訳
7 小学館 少年ルシアンはふとしたことから16世紀の都市ベレッツァへと時空を超えて旅立つ。ハラハラドキドキ胸が高鳴る大冒険ファンタジーです。(小野千賀子:点訳)
高円宮殿下 久能 靖  2 河出書房新社 2002年に急逝された宮様の47年の短くも充実した人生を綴り、スポーツや芸術に理解深く、多くの人に愛された宮様を偲ぶ。(野依鈴子:点訳)
月の光のなかで キャロリン・マックヴィッカー・エドワーズ
椎名 葉 訳

1 ぺんぎん書房 世界の国々から集められた月にまつわる物語。すべての人の心に時代を超えて語り継がれる13編。(稲畑美喜子:点訳)
初春の客 平岩弓枝 5 文藝春秋 人気シリーズ「御宿かわせみ」の初期10巻の中から選ばれた9編。東吾とるいの切ない恋を軸にして、四季折々の江戸情緒を背景に置いた、これは捕物帳の枠を超えた捕物帳である。(丸谷路子:点訳)
ミステリアス・クリスマス ロバート・スウィンデルズ スーザン・プライス ジリアン・クロス 他著
安藤紀子他訳

7 パロル社 クリスマスに怖い話を家族で語り合う習わしがイギリスにはあり、本書にはそのための7つの話が納められているが、どれも神秘的、幻想的で、そして怖い。(宇多小路栄美子:点訳)
名君の碑 中村彰彦 11 文藝春秋 徳川の世の、平和を築く努力を惜しまなかった保科正之は家光の腹違いの弟。著者はこの屈指の名君といわれた正之の生涯を見事にとらえ、描き、われわれを感動させる。(高須賀和子:点訳)
勇気の木 ダイアン・チェンバレン
羽田詩津子 訳
8 文藝春秋 娘の危機を救うため周りの常識や偏見にあらがう母親2人。「勇気の木」から力をもらい助かろうと努力する娘。その不思議な力とは何であろうか。読んで下さい。(竹内勲:点訳)
よく生きよく笑いよき死と出会う アルフォンス・デーケン 3 新潮社 40年「死生学」を教えてきた神父の集大成といえる講義は、著者自らの人生体験を交じえ、易しくて分かりやすい。(木暮紀子:点訳)
ONCE UPON A TIME IN JAPAN 1 川内彩友美 編
ラルフ・マッカーシー 訳
2 講談社インターナショナル 日本の昔話「笠地蔵」「猿蟹合戦」「桃太郎」など10編。詳しい注が付いているので高校生でも楽しく読める。(菅原和子:点訳)
言えそうで言えない英語 ディビット・A・セイン
長尾和夫 共著
5 河出書房新社 日々の暮し、医療や育児に関するものなど、常識英語が満載。読みたいところから読んでもいい本。(菅原和子:点訳)
学校で教えてくれない英文法 薬袋(みない)善郎 5 研究社 難しいことではなく、不十分な理解のためにおこる間違いや、表面的にしか教わらなかったことを丁寧に拾い、筋の通った解説をしている。あなたの実力を進歩させる書。(村田直子:点訳)
点訳書
(2004.4〜2004.6分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
神様からの贈りもの 米塚雉杜子 2 サンパウロ 平成8年に「ライ予防法」が廃止された後も、療養所で54年間過ごす著者の母もやはりハンセン病であった。信仰を得て明るく生きる姿に心打たれる。(河原裕子:点訳)
バキタ 自由の讃歌 マリア・アロイジア・ダニノ 著 金松エイ子 訳 1 ドン・ボスコ社 アフリカで拉致されて奴隷にされた女の子は、恐ろしい苦しみの果てに不思議な出会いにより修道女となる。その生涯は神について、信仰について深く問いかけている。(小山美代子:点訳)
ゆるしの力 幸田和生 1 女子パウロ会 キリスト教の「許し」と、現代の私たちの「罪」の意識がどうつながるのか、これは救いと開放と安らぎをもたらすものについて考える書であると著者は言う。(稲畑美喜子:点訳)
仇花 諸田玲子 5 光文社 家康最後の側室といわれるお六の野望に満ちた日々を描く。側室にはなったが家康は間もなく死去する。お六のその後は?そして江戸の市井に住む、もう一人のお六の物語が平行して書かれる変わった構成の、面白い時代小説。(丸谷路子:点訳)
あの空をおぼえてる ジャネット・リー・ケアリー 著 3 ポプラ社 幼い兄と妹は交通事故にあい、兄は重傷、妹は死ぬ。家族の崩壊の危機は、兄の臨死体験の告白と妹への手紙によって避けられるのである。(竹内勲:点訳)
縁起のいい客 吉村 昭 2 文藝春秋 ひたむきに求め、きっぱりとあきらめることを信条に、自然体で生きる著者の日常生活を書きとめたエッセイ。著者は、読み返して見ると自分の生きて来た時間がよみがえるとあとがきで書いている。(野依鈴子:点訳)
かくれ山の冒険 富安陽子 2 PHP研究所 鬼、天狗、猫婦人、山姥など、尚が入り込んだ深い山は、時間の流れからはずれた世界だった。(芋生かよ子:点訳)
カンボジア発 ともに生きる世界 後藤文雄 2 女子パウロ会 難民として日本に来たカンボジアの子供たち14人を、里子として育て、現地に小学校を作り、難問に立ち向かう神父の愛の記録。(小津尚子:点訳)
好奇心だよ、好奇心 フィリップ・グロード 1 女子パウロ会 自らが設立した老人ホームで、日々老人たちに接して感じること、人間とは?その幸せや生き方とは?などをフランス人神父が面白い着眼点から読者に訴える。(阪本操:点訳)
志士たちの朝 八尋舜右 7 中央公論新社 幕末の長州、二つの流れがせめぎ合う中で、時流に溺れず理想を求めて愚直に生きる若者三人を中心に、新たな視点で時代を描く長篇小説である。(楠喜美子:点訳)
宗旦狐 澤田ふじ子 3 徳間書店 12の短編を集めたものだが、いずれも茶の湯に関係する話で、花入れ、茶碗、画帳などの小物が主役となり、そこに人生のいろいろな表情を見る。(永松悠子:点訳)
ないものを数えず、あるものを数えて生きていく(幸福録) 曽野綾子 4 祥伝社 今まで書いて来た小説やエッセイの中から、多くの情景や考えを抜き出し、幸福に生きるための手がかりを記している。改めて幸福について考える入門書といえる。(藤田裕子:点訳)
南仏プロバンスの12か月 ピーター・メイル 著
池 央耿
5 河出書房新社 香るラベンダー、繁るオリーブ、多彩な料理とワイン、素朴で個性的な人々。プロヴァンスに移住した著者が綴る12カ月の楽しい話。(芋生かよ子・丸谷路子:点訳)
まあ、そこへお坐り 山藤章二 2 岩波書店 卓越した観察力で、高度成長期後のふやけ切った現代の世相を、軽い口調で批判し、貧しくともひきしまっていた古き良き時代を回想するエッセイ。軽いと片づけられないものを持つ。(嶋田敏子:点訳)
「マエストロ、時間です」 宮崎隆男 3 ヤマハミュージックメディア 音楽家がベストコンディションでステージに立てるよう、あれやこれや悩みに悩むステージマネージャーが綴る、素晴らしいコンサートの陰の涙ぐましい努力や、マエストロ達の描写が面白い。(廣部幸子:点訳)
まともな人 養老孟司 3 中央公論新社 「当たり前」という考えに対して、ベストセラー作家は疑いを持ち警鐘を鳴らす。彼独特のものの見方を我々はどう考えるだろうか。一読して欲しい。(宇多小路栄美子:点訳)
幽霊屋敷で魔女と 山中 恒 5 理論社 お父さんの再婚で古い屋敷に住み出した女の子マイ。幽霊や魔女が現れ、マイの回りには闇の色が濃く立ち込める。読み始めたら止められません。(小野千賀子:点訳)
ユカリューシャ 斎藤友佳理 4 世界文化社 16才でロシアに留学し、大怪我のため再起不能と言われながら、奇跡の復活を果たしたバレリーナの自伝。ロシア人と結婚して母となり、触れ合った人たちに対する人間味溢れる世界が描かれている。(千早瑶江:点訳)
理由 宮部みゆき 12 朝日新聞社 東京都荒川区の高層マンションで起きた一家四人殺しの被害者達は、本当の家族ではなかった。赤の他人との暮らしの中に平安を見いだす彼らの暮らしは本当に幸せだったのか。本書は著者の推理小説の中でも傑作のひとつです。(畑中了子:点訳)
英語長文読解力をたかめる 小林 功
植田守子
5 河合出版 英語力をつけるには、いい英文を読むこと。「文章の構造をつかむ」「自然な日本語にする」について20項目を取り上げている。実践的に問題演習をすることが大切だ。(村田直子:点訳)
英語でこう言う日本語の慣用表現 牧野高吉 6 講談社 「甘い汁を吸う」「縁の下の力持ち」「白い目で見る」「羽を伸ばす」など、かなり英語力のある人でも訳すのに戸惑う表現の、適切な英訳を教えてもらえるし、あいうえお順なので読みたいものを探しやすい。(菅原和子:点訳)
点訳書
(2003.11〜2004.3分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
コーランを知っていますか 阿刀田 高 5 新潮社 予言者マホメットの生涯をたどりながら、コーランをやさしくユーモアをまじえて解説する。21世紀の世界はイスラム教を理解しようとすることが大切なのではないかと感じる。(宇多小路栄美子:点訳)
やすらぎへの旅 ジョセフ・バーナーディン著 アルフォンス・P・スピリー、ジェレミー・ラングフォード共編 廣戸直江 訳 2 女子パウロ会 人生最大の試練に直面する中で、内面の平安をいかに見いだすか。著者が苦悩の中で祈り、黙想したイエスの受難と死と復活の道。(丸谷路子:点訳)
青空のむこう アレックス・シアラー
金原瑞人 訳
3 求龍堂 青空のむこうから一人の少年が降りて来た。やり残したことがあるから・・・と。トラックにはねられ「死者の国」に来てしまったハリーの世にも不思議な心打つ物語。(千早瑶江:点訳)
いっぽん桜 山本一力 4 新潮社 工業高校電子科を出て苦労の末、作家となった氏の短編集。四つの花、桜、萩、すいかずら、朝顔に人の心を託して色彩豊かに描いた人情味溢れる時代小説です。(野依鈴子:点訳)
うらやましい死にかた 五木寛之 編 2 文藝春秋 全国から寄せられた多くの投稿から選ばれた40編の後に、作家杉本苑子と編者の対談もある。読んでうらやましいのはどんな死に方かではなく、その人の生き方だったのかも知れないと気付く。(竹内勲:点訳)
えんの松原 伊藤 遊 5 福音館書店 世は藤原氏の全盛期。病、飢え、風水害、火事などがたたりと言われていた時代に、帝を約束された少年と、主流からはずれた氏族の少年との間の友情を軸に、たたりを受け入れようとするか、負けまいとするかの生き方に感動する。(竹内勲:点訳)
川の少年 ティム・ボウラー
入江真佐子 訳
3 早川書房 15才の女の子ジェスの大好きなおじいちゃんの最後の願いをかなえる為、家族は彼をふるさとの川へ連れていく。そこで出会った不思議な少年に導かれ、ジェスとおじいちゃんの運命は大きく変わる。(小野千賀子:点訳)
霧の橋 乙川優三郎 5 講談社(文庫) 武士を捨て、商人の身となった男にふりかかる、大店からの圧力。男の妻は夫が武士を捨てきれぬのではと不安にかられる。商人としての闘いと、夫婦の情愛を見事に描いた小説。(永松悠子:点訳)
ジュニア版十二番目の天使 オグ・マンディーノ
坂本貢一 訳
4 求龍堂 思いやり、勇気、努力が人には一番大切な事だと、胸に熱く迫って来るものがある小説。ジュニア版になり読みやすく、年齢を問わず読んで欲しい本。(小野千賀子:点訳)
魂の自由人 曽野綾子 3 光文社 著者の歯に衣着せぬ率直な文章で書かれたエッセイ集。著者が追求し続ける風通しのいい生き方とは?日常生活を通して長い人生経験から深い示唆を与えてくれる書。(野依鈴子:点訳)
時の風 廣岡洋子 2 明石書店 1945年8月に満州を脱出し、平壌で敗戦となり、1年近くの過酷な収容所生活を経て、命からがら引き揚げて来たこの体験記は、心の旅の、そして信仰告白の書でもある。(丸谷路子:点訳)
なにわの夕なぎ 田辺聖子 2 朝日新聞社 朝日新聞夕刊に連載されていたお聖さんのユーモアいっぱいのエッセイ集。「人生は重々しくなったらアカン」これをモットーに97才の母、かもかのおっちゃんやその他さまざまな人達と和気あいあいと暮らし、難儀なことも笑い飛ばす元気な作品。(喜田敦子:点訳)
花のレクイエム 辻 邦生 1 新潮社(文庫) 12カ月の季節の花に導かれて生み出された12の短編。山茶花、萩、ライラック、ひまわりなどの12の花に秘められた恋、別れ、そして愛情、短いながらもさすが辻邦生の作品だと思わされる。(稲畑美喜子:点訳)
明治快女伝 森 まゆみ 4 文藝春秋(文庫) 女性ジャーナリスト第1号の清水紫琴、「青鞜」の主宰者平塚らいてう、歌人与謝野晶子など、女性蔑視の時代に弾圧や中傷にもめげず、自分らしく生き抜いた52人の一生を、密度の濃い文章で描く。(嶋田敏子:点訳)
友情 フレッド・ウルマン
清水 徹・美智子 訳
2 集英社 70年前の南ドイツ、シュツットガルトの学校における二人の少年の友情物語であるが、当時ナチスの反ユダヤ主義が始まり、この二人の上に悲劇的な影を落とす。短いが胸を打たれる小説。(木暮紀子:点訳)
龍のすむ家 クリス・ダレーシー
三辺律子 訳
4 竹書房 不思議な貼り紙「下宿人募集、子供と龍の好きな方」を見てデービッドの行った先は陶芸家の一軒家。「開かずの間」のアトリエなど謎だらけの生活が始まる。イギリスらしい味わいのあるファンタジーです。(丸谷路子:点訳)
ロザムンドおばさんの贈り物 ロザムンド・ピルチャー
中村妙子 訳
3 晶文社 イギリスの田園を舞台にした七つの短編集。ささやかな物語に込められた大切な真実。イギリスの田園に流れるゆったりとした時間。そこには作者のやさしい視線が感じられる。(岡村薫:点訳)
私の仕事 緒方貞子 5 草思社 63才で国連難民高等弁務官として赴任してからのことを、日記やエッセイ、インタビューなどでまとめたもの。紛争地帯を飛び回り難問に立ち向かった著者の姿が生き生きと伝わってくる。(杉浦敏子:点訳)
出る!出た!英語長文30選 小林 功 7 河合出版 よく出題される、いい英文選び、構造把握力の養成に重点を置いている問題集。文章全体が何を言いたいのかつかめるように「要約」もついている。問題を説いてからも何度も読み返すと良い。(村田直子:点訳)

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