点訳書
(2002.6〜2002.11分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
高山右近 アントニオ・セルメニオ 2 サン・パウロ 戦国の世にあって、武将として戦い多くの勝利をおさめたが、キリシタン大名ゆえにマニラへ追放され、その地で死を迎える。試練に打ち勝ち信仰をつらぬいた生涯を描く。(青木六子:点訳)
目からウロコ、ロザリオの祈り・再入門 来住英俊 1 女子パウロ会 ロザリオの祈りに魅力を感じながらも、取りかかりにくくて馴染めない人の為に、単純な祈り方を始め、祈りの心や歴史もまじえて語る。(稲畑美喜子:点訳)
ヨハネ福音書におけるイエスの受難 ドナルド・シニア
西井愛子 訳
4 ドン・ボスコ社 福音書における、イエスの死の意味を考察する受難シリーズの中のヨハネ版。共観福音書(マタイ、マルコ、ルカ)とは性格が著しく異なっており、永遠の「言葉」としてイエスを描く。(丸谷路子:点訳)
あかね空 山本一力 6 文藝春秋 京から江戸に下った豆腐職人永吉は、江戸娘おふみと結ばれ、三人の子を持つ。親のせいで子供たちはぬきさしがたい争いをするが、最後の場で大どんでんがえしがあり、ハットさせられる。(永松悠子:点訳)
生きかた上手 日野原重明 2 ユーリーグ 90才を越えても現役の医者として、患者の支えである氏の、長い人生経験を踏まえた、心と体の老いと死を、明るく見つめる生き方は、読む人に元気を与えてくれる。話題のエッセイ。(野依鈴子:点訳)
イタリアからの手紙 塩野七生 3 新潮社 イタリアの風景は美しく、その歴史は奥が深く、人間は複雑微妙で面白い。地中海世界の歴史を独自の視点から描いた書。(今浦富美子:点訳)
命ある限り 三浦綾子 4 角川書店 著者は生涯を通して病と闘いながらも、神を信じ愛し、人を愛し信じ切った。デビュー作「氷点」以降の彼女の生き方に接して、生きる力と勇気を与えられる愛と感動の自伝である。(竹内勲:点訳)
おこしやす 田口八重 2 栄光出版社 京都の老舗旅館で、60年間仲居として働いた著者が、そこで触れた客の素顔(三島由紀夫、林芙美子など)や、人をもてなすことの苦労や、心遣いなどを90を過ぎてから書き残しておこうと記したエッセイ
楽隊のうさぎ 中沢けい 4 新潮社 引っ込み思案な克久は中学の吹奏楽部員。彼なりに家庭内や、部内での悩みを乗り越えて、晴れの全国大会へ・・・。心身共に伸びざかりの中学生の物語である。(小野千賀子:点訳)
火車 宮部みゆき 9 新潮社 カード社会の犠牲ともいえる自己破産者の、凄惨な人生に隠された謎。休職中の刑事本間は、身を挺して行方不明の女を捜す。現代の社会を見事に暴いた渾身のミステリー。(畑中了子:点訳)
金子みすヾ 心の宇宙 矢崎節夫 2 ニュートンプレス 26才で自殺したみすヾの作った詩には、母として、人としての優しい言葉、まなざし、心がいっぱい。読む者の心をホコホコと温めてくれる。(竹内勲:点訳)
がんばらない 鎌田 實 3 集英社 患者や家族や地域の立場に立って考え、出て行く医療を実践し、行動することによって新しい医療を確立しようとする医師の姿を描く。(嶋田敏子:点訳)
その年の私 朝日新聞社 編 2 朝日新聞社 1901〜2000年迄を約10年毎に分けて、加藤静江、横山隆一他7名が、自分たちが生きた時代を語る。日本での事件や社会の変遷が見えて来て興味深い。(宇多小路栄美子:点訳)
上り坂 下り坂 青木 玉 2 講談社 都会の動きの奥に、昔のままの季節の移り変わりや懐かしい情景がある。祖父、幸田露伴や母への思い、そして著者の優しいまなざしを感じる随筆。(千早瑶江:点訳)
ピエドラ川のほとりで私は泣いた パウロ・コエーリョ
山川紘矢 山川亜希子
3 角川書店 スペインの田舎町の29才の女性教師と、幼なじみで病を治す力を持つ修道士は、12年ぶりに再会する。愛の回復と神の再発見の物語。(大竹みどり 丸谷路子:点訳)
不敵雑記―たしなみなし 佐藤愛子 3 集英社 70才を越えた著者が、変質してゆく人間の感性に警鐘を鳴らす。年齢を感じさせない不敵な老後を生き抜く知恵を綴るエッセイ。(野依鈴子:点訳)
物語 中東の歴史 牟田口義郎 4 中央公論新社 キリストとムハンマドを生んだ中東では、現代に至る5000年の歴史の中で数々の帝国が興亡し、英雄たちが覇を競う舞台となった。興味ある歴史を辿る。(宇多小路栄美子:点訳)
わたし、へんでしょ? 藤山直美 2 フォーブリック 藤山寛美の娘で、日本最後の喜劇女優と言われている著者が、父のこと、芝居のこと、そしてなにより自身のいろいろな物へのこだわりを、面白くも赤裸々に語った初めてのエッセイ。(丸谷路子:点訳)
TOEICテストの「決まり文句」 小池直己 5 PHP研究所 海外で学びたい人が試みるテスト。英会話のイディオムに重点をおいて学習を進めて行けるよう配慮してあり、楽しく学べる書。(村田直子:点訳)
英語で自己紹介できますか? リック西尾 3 宝島社新書 TOEICテスト実践基礎講座である。何年も勉強しながら、何故英語が分からない?喋れない?本書を音読し、反復学習して英語力を身に付けよう。(菅原和子:点訳)
点訳書
(2001.12〜2002.5分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
いのちへの招き 岩島忠彦 3 海竜社 司祭である著者が神、愛、罪、信仰について、また結婚、挫折、病い、老い、死などについて常々感じていることを書いている。人生を考え、確かな生き方を求める人を「生かすいのち」へと導く書である。
だいじょうぶだよ 晴佐久 昌英 1 女子パウロ会 生きにくい現代社会、身の回りの出来事や自然のうつろいを通して、いつの間にか神の愛へと向かわせ、優しい慰めと安心を与えてくれる32の詩。
赤い月(上巻) なかにし 礼 4 新潮社 旧満州を舞台に、妻であり母である日本人女性が奔放に生き抜く物語。昭和9年、夫と渡満した波子は造り酒屋を起こすが、昭和20年、突然ソ連に攻め込まれる。
赤い月(下巻) なかにし 礼 4 新潮社 ソ連軍に追われ、ハルビンに逃れた波子親子は、自ら強制労働を志願する夫と別れた。女スパイへの嫉妬や関東軍の工作員氷室との暗い愛情が、波子と子供たちの関係を悪化させて行く。母と子供たちは互いに助け合いながらも反発しつづける。
ある日、カルカッタ 俵 万智 3 新潮社 歌人である著者が、短歌を織りまぜて書いた紀行文。特に印象の深かったカルカッタを始め、アジア、アメリカ、ヨーロッパの都市を巡り、それぞれの生活習慣や文化の違いを紹介している。
生きてます、15歳。 井上美由紀 3 ポプラ社 500グラムで生まれた全盲の女の子が、母を始め医師や多くの人に支えられて、夢に向かって生きる涙と笑いの15年を、母への「ありがとう」を込めて記す。
陰陽師 夢枕 獏 3 文藝春秋(文春文庫) 平安時代には、闇も、物の怪も、鬼も人のいる空間に共に住んでおり、人はその存在を感じて恐れていた。陰陽師清明と友人博雅は、鬼や物の怪達の心を捉えて、彼らが起こすこの世ならぬ出来事を鮮やかに解決する。
源氏に愛された女たち 渡辺淳一 3 集英社(文庫) 「源氏物語」に登場するヒロイン達の愛と魅力を論じ、現代に通じる男と女の心情を説く。このエッセイを読めば、物語の全体的な流れがつかめる。
抗老期 上坂冬子 3 講談社 老いと正面から向き合い、しなやかに老いに対処する著者の姿勢が窺われ、これから老いを向かえる人にも、すでに老境にある人にも生き方の参考になる好著である。
史上最強のリーダー・シャクルトン マーゴ・モレル ステファニー・キャバレル共著 高遠裕子 訳 4 PHP研究所 船が流氷に閉じ込められて沈没し、南極の凍てつく寒さの中、苦難の末に、無事に生還を果たす。絶望の中にもユーモアを忘れず、隊員たちに希望と勇気を持たせたリーダーシップに感動を覚える。
自分の顔を持つ人になる 中野孝次 4 海竜社 他人の思惑や情報に流されず生きることは難しいが、その中で自分を知り、自分になりきっている人の顔は美しい。実りある豊かな生き方を説く味わい深い人生論。
人生はいつも始発駅 藤本義一 3 朝日新聞社 朝日新聞に連載された「日日日日」(ヒビニチジツ)をまとめたもの。著者一流の皮肉とユーモアの奥に、人に対する厳しさと優しさが見られ、落ち込んだり迷ったりした時、何か得られるエッセイ集。
月を吐く 諸田玲子 7 集英社 徳川家康の正妻で、築山殿と呼ばれた瀬名の一生を描いた長編小説。関ヶ原の合戦より壮絶な、嫁、姑、夫婦、親子の家庭内相剋の世界に、妻として母として嫁として生き抜き、後世悪女と言われた瀬名の本質に迫る。
中大兄皇子伝(上) 黒岩重吾 5 講談社 中大兄皇子は中臣鎌人と共に、時の覇者、蘇我入鹿、蝦夷を倒す。古代の飛鳥地方の風物に思いを馳せる時、時空を越えて物語の魅力に引き込まれて行く。
中大兄皇子伝(下) 黒岩重吾 5 講談社 新しい権力者となった皇子の望む、大化の改新を阻む者との凄まじい争いや、華麗な女人遍歴、朝鮮との戦いでの大敗等々、一人の皇子が駆け抜けたその足跡を描く。7世紀に生きた人々の息づかいを直に感じる小説である。
ホタル 竹山 洋 「ホタル」制作委員会編 2 角川書店 生き残った特攻隊員と妻の知子、心に傷を負った夫婦の、戦後の苦しみと悲しみを通し、戦争、友情、夫婦愛の姿を描く。
ホリデイ・ロマンス ディケンズ 著
杉山洋子・冨田泰子
出水純子・川端有子共訳
1 編集工房ノア 子供たちを管理しようとする大人にうんざりして、大人を教育しようとする子供たち。いささか過激なこの四つの話は、大人が読んでも面白く、思わず、苦笑してしまう。
英語感覚をみがく マーク・ピーターセン 2 岩波書店 「岩波高校生セミナー」での講話。アメリカ人の著者は日本文学にのめり込み、映画の字幕のことや、俳句や詩などを、問題を解かせながら面白く語り、コミュニケーションや冠詞、前置詞、時制などについて丁寧に教えてくれる。
ロイヤル英文法問題集

(改訂版)

池上 博 6 旺文社 章立ては「ロイヤル英文法」本体に準拠している。各章のテスト43回、2〜5章ごとのReviewTest12回、巻末の総合演習7回、合計62回のテストの形をとっている。各問題に点数がついているので、理解度をチェックするといいでしょう。
点訳書
(2001.4〜2001.12分)
書名
著・訳編者
巻数
発行所
内容紹介
10人の聖なる人々 島村菜津・三浦暁子
引間 徹・高林杳子
4 学習研究社 現代の聖女と呼ばれるマザー・テレサを始め、アウシュビッツで身代わりとなったコルベ神父など、20世紀の心のともしびとなった10人の生きざまを追う。(杉浦敏子:点訳)
ホイヴェルス神父

日本人への贈り物

H・ホイヴェルス
土居健郎・森田 明 編
2 春秋社 大正時代来日し、54年間日本と日本人を愛し理解された神父の、深い思索と独特の表現で書かれた言葉は、今も私達を魅了し感動を与えつづけてやまない。(千早瑶江:点訳)
大蛇の橋 澤田ふじ子 4 幻冬舎 篠山藩お徒士組の市郎助は祝能でシテに選ばれるが彼の成功を妬む人々により、相愛の許嫁まで死に追い込まれる。復讐を誓い脱藩して6年、とうとうその日が来たが・・・。(楠喜美子:点訳)
クリスマスツリー ジュリ−・サラモン
中野恵津子 訳
2 新潮社 ロックフェラーセンターのクリスマスツリーになった1本の木と修道女との深い交流。命をいとおしむ心と愛する者を失う寂しさ、しみじみと心を打つ味わい深い作品。(喜田敦子:点訳)
クリスマス・ボックス リチャード・P・エヴァンス 笹野洋子 訳 1 講談社 娘のために書き、たちまちベストセラーになったこの本は、とてもシンプルでわかりやすく、一寸ミステリアスでロマンチックな物語。暮らしに追われて忘れがちなことを思い出させてくれる。(久保ナガ子:点訳)
心の旅を 今井美沙子 2 岩波書店 著者は五島列島の自然の中で生まれ育った。松下神父を中心に、両親や教会の教え方の梅木ツル子、その他今もいきいきとした信仰に生きる人達の心温まる話。(丸谷路子:点訳)
小説家を見つけたら ジェームズ・W・エリソン 石川順子 訳 4 ソニー・マガジンズ ニューヨーク下町育ちの黒人少年は、バスケットボールが生き甲斐で、文才にも恵まれていた。ふとした事で世捨て人のように暮らす大作家に出会い、その才能を認められる。心打つ物語。(丸谷路子:点訳)
白い杖のひとり旅 小寺洋一 4 連合出版 思いがけず目が見えなくなった時、自分に何が出来るだろうかとその可能性を見つけるべく一人外国に旅立った青年と、行く先々で出会う人々との交流を織りまぜた紀行文。(竹内勲:点訳)
草原の椅子(上) 宮本 輝 6 毎日新聞社 不況に苦しむ経営者、虐待された少年、離婚後の人生を模索する女性、満たされぬ心の人達が憲太郎と不思議な縁で結ばれて行く。(小野千賀子:点訳)
草原の椅子(下) 宮本 輝 5 毎日新聞社 人の心の深みに触れて憲太郎の心の中にも革命が進む。やりたい事をやれ!行きたい所へ行け!と、人生の感動を求めて、日本の面積より大きいシルクロードの死の砂漠を目指して、三人の男女と子供は旅立った。(小野千賀子:点訳)
そっと耳を澄ませば 三宮麻由子 3 日本放送出版協会 風の息吹、水の鼓動、命の躍動、人の温かさ、光を失った著者が耳を澄ませ、そして体で感じた世界を描いたエッセイ。(野依鈴子:点訳)
チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン 門田美鈴 訳 1 扶桑社 二人の小人と二匹の鼠。山のようにあったチーズが消えたのを知って彼らはどうしたか?四者四様の行動を通して、状況の変化にいかに対応すべきかを説く物語。(丸谷路子:点訳)
平安妖異伝 平岩弓枝 5 新潮社 時は平安時代。若き日の藤原道長は、超能力を持つ少年楽師と共に、物の怪の引き起こす事件の解決に活躍する。どの話にも雅楽の楽器が重要な役割を果たし、面白く情感ある怪談の数々。(藤田裕子:点訳)
村の学校 ミス・リード
中村妙子 訳
5 日向房 南イギリスの小さな村の小学校の女校長と子供たちの1年間の日々を描く。今失われてしまった英国の豊かな田園生活や人々の暮らしが、ユーモアの中にも少し皮肉も込めて描かれている。(千早瑶江:点訳)
ものがたり風土記 阿刀田 高 6 集英社 伝説の宝庫琵琶湖から始まり、各地に古代から伝わる伝承や民話、童話、小説、などの謎と魅力を解きあかして行く。「フドキ」を「フードキ」と読むように著者は漢字にルビをふっている。(嶋田敏子:点訳)
「森のイスキア」で話したこと 佐藤初女・宮迫千鶴 4 創元社 著者はさまざまな問題をかかえて訪ねて来る人々を受け入れて、食事を共にし、話を聞いている。カトリックについて、暮らしや食事、死と看取りとはなどを語り合う。(宇多小路栄美子:点訳)
山の郵便配達 彭 見明
大木 康 訳
3 綜合社 車も通れない中国の山奥の村々を、重い郵便袋を担いで回る親子の話、他5編。親子とは、生きるとは何かを問う現代中国文学短編集。(竹内勲:点訳)
ローワンと魔法の地図 エミリー・ロッダ
さくまゆみこ 訳
2 あすなろ書房 魔の山に向かった7人の村人たち。次々と襲いかかる試練を乗り越える為に必要な物とは何か?スリル溢れる冒険話。(小野千賀子:点訳)
キリスト教英語の常識 石黒マリ−ローズ 4 講談社 英語を理解するには、西洋文化の根底にあるキリスト教的な考え方を知らなければならない。日常会話を始め、ニュース、新聞、映画などで使われる「神」的な表現への明確なガイドと言える書。(村田直子:点訳)
児童文学を英語で読む 百々 佑利子 4 岩波書店 代表的な英語圏の名作を、古典から90年代の新しい物まで300册選んである。英語部分を抜きにして、日本語だけでも楽しめるとびきり贅沢な読書案内。(村田直子:点訳)

みこころの点字会TOPにもどる

過去の点訳書リスト9(2009.11〜2010.10)

過去の点訳書リスト8(2008.11〜2009.10)

過去の点訳書リスト7(2007.11〜2008.10)

過去の点訳書リスト6(2006.11〜2007.10)

過去の点訳書リスト5(2005.11〜2006.10)

過去の点訳書リスト4(2004.11〜2005.10)

過去の点訳書リスト3(2003.11〜2004.10)

過去の点訳書リスト2(2002.12〜2003.10)

チューリップTOP